櫻井朝子 / フリーランスライター

1986年仙台出身。大手不動産ポータルサイトの新規事業で街のWebマガジンを立ち上げ、編集長に就任。その後よりリアルなコミュニティの場を自分で作りたいと思い、独立。現在は個人でオンラインコミュニティ「スナックあさこ」を、夫とは田端の地域コミュニティ「タバタバー」を運営しながら、フリーランスのライターとしても活動中。


フリーランスライターとしての活動に加え、オンラインや地域にフォーカスしたコミュニティを立ち上げるなど多岐に活躍する櫻井さん。
新卒入社1年目に上司から勧められた一冊の本が、当時の自分が自信を持つきっかけになったそうです。一体どんな書籍なのか、学んだことを活用できた経験も含めて詳しく伺いました。


当時の状況を教えていただけますか?

新卒で入社した会社で、1年目から企画の部署に配属されたのですが、その年の誕生日に直属の上司からいただきました。

企画力の高い、尊敬していた上司で、「企画が上手くなりたいなら、これは読んでおいたほうがいい」と言って渡されたのを覚えています。


どんな影響があったのでしょうか?

世の中には企画に関する書籍があふれていますが、それらの元になっている、「企画をするとは何か」を教えてくれる本です。

それまでは自己流で企画を立ていましたが、この本には体系的な内容も記載されています。今までの自己流のやり方が間違ってなかったことが確認できましたし、そのやり方のブラッシュアップもできました。

実際に本から学んだことを活用できた経験はありましたか?

本には「引き出しをたくさん持ちなさい」とあり、引き出しと引き出しをくっつけたら新しい企画になるという内容が書かれています。

私は無意識に、仕事に行き詰ったときはふらっと外に出て、お店の看板、ビルの壁にかけられた広告、歩いている人たちの特徴……など、様々なものから企画のヒントを得ようとしていました。一見無駄に思えるような引き出しのひとつも、いつか全く違う引き出しと組み合わせたら、ひらめきに変わるかもしれない。会社を辞めた今でも、この習慣は大事だと思っています。

ただ、10年ほど前のことなので仕事中のブレイクタイムをよく思わない人もいたのですが、その点上司は自由にさせてくれたので感謝しています。

その書籍のタイトルを教えていただけますか?

『アイデアのつくり方』 です。

どんな方にオススメでしょうか?

新卒はもちろんですが、現在行き詰ってる人にも読んでもらいたいです。

企画を専門に仕事をされている方は、誰もが知っているくらい有名な本なので、新卒社員の方に薦めたいですね。

私自身、大人になってからではなく、まだ社会人になりたての頃に読めたのがよかったなぁと思っています。

情報収集のやり方なども書いているので企画職以外の人にもぜひおすすめしたいです。


<書籍紹介>

アイデアのつくり方

  • 著者名:ジェームス・W・ヤング
  • 翻訳:今井茂雄
  • 解説:竹内 均
  • 出版社名:CCCメディアハウス
  • 定価:¥800(税別)
  • 発行年月:1988.03
  • 判型/造本:新書判・上製 
  • 頁数:104ページ
  • ISBN:978-4-484-88104-1

“どうやってアイデアを手に入れるか”への解答がここにある! アメリカの超ロングセラーが現代に問う先進の発想術。60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。

出典:CCCメディアハウス